がん保険に入っててよかった・入っておけばよかったと思うのはどんなとき?

 

日本人の2人に1人がかかると言われているがんに特化した保険が、がん保険です。しかし、保障内容が医療保険などと似ているため、あえてがん保険に入る必要があるのか、迷っている人もいるのではないでしょうか。

 

がん保険に入っててよかったと思うのはこんなとき


生活習慣や食事に気をつけていても、がんにかかってしまうことはあります。がんになった人が「がん保険に入っててよかった」と思うときを3パターン紹介します。


診断一時金でまとまった金額を受け取った
がん保険では、がんと診断された際に数十万円から数百万円のまとまった金額が診断一時金として受け取れます。一時金の使い道は限定されていませんので、入院費用など治療にかかる費用として使う人もいれば、治療のために仕事を休んでいる期間の生活費として活用する人もいます。
医療保険よりも手厚い入院保障が受けられた
入院給付金のように、がん保険には医療保険と似た保障内容がありますが、医療保険よりも保障が手厚いのが特徴です。
医療保険の入院保障は短期の入院だと給付金が受け取れなかったり、支払日数に上限が設けられていたりすることがあります。しかし、多くのがん保険にはそのような制限がありません。そのため、入院1日目から給付金が受け取れるうえに、支払上限日数がないので長期入院でも安心です。
通院給付金などがん治療の特性に合わせた保障を受けた
がん保険には、がんの治療の特性に合わせた保障が用意されており、その一つが通院給付金です。がんの治療では入院後も完治するまで頻繁に通院して治療を受けることがありますが、通院給付金があるがん保険に入っていれば、通院のたびに給付金を受け取れます。
医療保険にも通院保障を備えたものがありますが、支払回数に上限があるものが多いです。一方、がん保険では上限がないことが多いため、最後の治療までしっかりカバーできます。
がん保険に入っておけばよかったと思うとき
がん保険に入っていない人ががんにかかり、「がん保険に入っておけばよかった」と思うことがあります。「がん保険に入っておけばよかった」と思う人の特徴を2つ紹介します。


十分な貯蓄がない
がんの治療にはある程度大きなお金がかかります。がんの治療法にはさまざまなものがありますが、手術や入院、投薬などが必要で、しかも完治するまでに時間がかかるため、治療費が高額になる傾向があります。
厚生労働省が実施した「医療給付実態調査(平成30年度)」によれば、がん治療にかかる費用の平均は入院で約76万円(自己負担3割なら約23万円)、外来で約5.6万円(同約1.6万円)です。健康保険や高額療養費制度などが利用できるため、実際に支払う費用はこのデータよりも抑えられますが、それでも数十万円程度の費用がかかることがわかります。
がん保険に入っていなければ、治療にかかる医療費は貯蓄などからまかなわなければいけません。また、先進医療による治療は健康保険の対象外のため、その費用はすべて患者さんが負担します。治療によっては1回あたり数百万円かかることもあるため、貯蓄だけでは支払えないことが多いのではないでしょうか。
がん保険には先進医療を受けた場合に給付金が支払われるものがあります。そのため、がんの治療費による経済的リスクに備えるだけでなく、治療の選択肢を広げることにも役立つのです。


収入減少で困る家族がいる
がんには治療のために仕事を休むことによる収入減少のリスクがあります。不足している生活費は貯蓄から補うことになりますが、特に教育費が必要なお子さまがいる場合など、経済的に支えている家族がいると貯蓄だけでは心もとないこともあるでしょう。
しかし、がん保険なら、がんと診断された時点でまとまった金額の診断一時金を受け取れます。一時金の用途は指定されていませんので、家族の生活費やお子さまの教育費などにあてることも可能です。
また長期入院でも入院日数に応じた給付金が受け取れるなど、医療保険よりも保障が手厚いため、収入減少を補うことができます。
がん保険の保障内容
がん保険はがんに特化した保険です。ここではがん保険の代表的な保障内容を解説します。ただし、保険商品によってはここに記載されている保障がなかったり、名称が異なったりすることもありますので、加入を検討する際にはよく確認してください。


診断一時金
病院でがんまたは上皮内新生物と確定診断された際に受給できるのが診断一時金です。金額は50万円から200万円程度とまとまった金額であることが多く、加入時に選択できます。
診断を受けるだけで申請ができるので、比較的早く、まとまった金額を受け取れるのが診断一時金の特徴です。


入院給付金
入院日数に応じて給付金が受け取れるのが入院給付金です。入院給付金は医療保険でも一般的な保障ですが、がん保険の場合は支払日数に上限がないことが多いため、長期入院でも安心です。
また、医療保険では日帰り〜3泊程度の短期入院は対象外とされることもありますが、がん保険では入院1日目から給付金が受け取れることが多いのも特徴です。


通院給付金
がんの治療のための通院で受け取れるのが通院給付金です。最近では入院期間が短くなる傾向がある代わりに、退院後も外来で治療を続けることがあります。通院給付金はそのようながん治療の特徴に合わせた保障です。
また、保険によっては入院前の通院や、入院せずに通院だけでがんを治療する場合でも給付金を受け取れるものもあります。


先進医療給付金・一時金
先進医療給付金や先進医療一時金は健康保険が適用されない先進医療を受けた際に受け取れます。多くの場合、先進医療にかかった技術料相当額が支給されるため、費用を気にせず先進医療を受けられるようになるでしょう。
またすでに医療保険に加入しており、先進医療特約などを付加している場合は保障が重複しないよう注意しましょう。

『不安解消』のための保険の選び方 ケーススタディその1

 

では早速本題に入ります。

これから先の人生設計を考えるにあたっての不安…例えば、「一家の大黒柱」が万が一亡くなってしまったら…、大きな病気やけがで一定期間入院をすることになってしまったら…。こんな感じです。

『生命保険』はそんな万が一に、保険金や給付金を受け取れるようにすることで備えることが出来ます!つまりは保険料を毎月(毎年)払うことでその先の安心を買っているようなイメージで考えていきましょう☆

ここからは『ほとんどの人には必要!元保険代理店営業が教える保険の考え方』 の中の

『不安解消の手段としての保険』の考え方を活用した具体例をお話しします!

自分の状況に近い方がいらっしゃったら是非参考にしてみてください!それではどうぞ☆

※具体例内に登場する人物、家族構成等は全てフィクションです。

case.1 結婚を機に…


20代男性、女性の場合
三か月前に結婚
今まで保険に入ったことがない
保険を考えるようになったきっかけは『双方の親に勧められたから』
数年以内にご出産を検討中

こういったケースの場合は『不安解消の手段としての考え方』をそのまま当てはめて考えていきます。

ただいきなり「どんなことが不安?」と訊いてもすぐにイメージ出来ないのがほとんどなので、

まずは少しかみ砕いて…この夫婦の目的を掘り下げていきます。

保険の目的を掘り下げる


「」内はご夫婦の考えを指しています。

親御さんからはなぜ勧められたのか?

「何かあった時に遺された家族が困らないように」

結婚した後は二人とも働き続けるのか?

「子供が出来たら奥さんは仕事を辞めて育児に専念すると思う」

「先のことはわからないけど、子供が大きくなったらまた働くかもしれない」

出産は近々考えているということ?

「30歳になるまでには産みたいって話はしている」

出産後は当分育児に専念する…その間にご主人様が万が一亡くなったらどう思う?

「とても困る」

どんなことが?

「生活費や子供の教育費」「子供が小さいうちは特に困る」

お子様が小さいうちに奥様が亡くなったらどう思う?

「とても困る」「育児と仕事の両立が出来るかどうかが不安」

二人が怪我や病気で入院したり働くことが出来なくなって収入が激減したら?

「とても困る」

ご主人様はどんな仕事?

「営業職。社用車で外回りに行くことが多い」

目的から見る、検討すべき保険

ここまで見て頂いた

お子様が独立するまでの間の生活保障、教育費用確保のための保険
二人が病気や怪我で入院した時の入院費補填、生活保障などのための保険
ご主人様が病気や怪我などで長い間働くことが出来なくなった時の生活保障のための保険(保険料の予算や考えによっては)


このケースで検討すべき保険は…
定期保険(収入保障保険、逓減定期保険など)
医療保険
就業不能保険
定期保険(収入保障保険、逓減定期保険など)

必要な保険金額で必要な期間だけ保険をかけるのに適した保険が『定期保険』です!

これは、お子様が誕生~独立するまでの間にご主人様に万が一があった時の保険です。遺された奥様が『死亡保険金』を受け取ることが出来ます。ご主人様亡き後はその保険金を活用することで以後の生活やお子様の教育が出来るというメリットのある保険ですね。

検討すべき理由は、『お子様が大きくなるまでの一定期間は生活費に教育費が上乗せされるためお金が多くかかる』からです。

では、保険金をいくら準備すれば良いのでしょうか?多すぎても少なすぎても良くないので、考え方の公式を書いていきます。

 

必要な死亡保険金の算出方法

【万が一があった後の支出額目安】-【万が一があった後の公的保障による収入額目安】=不足した(マイナスが出た)金額

≒保険で準備すべき金額
【支出額目安】=年間生活費の目安(月生活費×12か月)×(お子様が独立する時の年齢ー出産する予定の年齢(生活費が必要な年数が出ます))+お子様の教育費目安(希望する進路によっては800万~2,000万程度と言われています)

【収入額目安】=ご主人様が亡くなった後に国から受け取ることが出来る『遺族年金』×(お子様が独立する時の年齢ー出産する予定の年齢)

遺族年金に関しては、年齢や月収、お子様の人数によって受け取れる金額が大きく違います。ねんきん定期便があれば簡単に受取額の目安が計算できます。

遺族年金計算サイト
遺族年金計算ー自動計算サイト

ねんきん定期便」に書かれている『老齢厚生年金』と『加入月数』と家族構成を入れると遺族年金の受け取り目安(年額)がわかります。


上記で出てきた【支出】と【収入】のバランスを見て、マイナスがあったらそのマイナス分が、『必要な保険金額』になります。この金額は人によって全然違うので、必ず一度は計算してみてください。

計算が大変だな…という方は、ファイナンシャルプランナーに頼んで計算してもらったり、保険ショップでも行ってますので活用しても良いと思います。

 

医療保険

医療保険は、病気やけがで入院をした時、手術を受けた時など…入院治療に関する保険です。入院や手術をした方本人が給付金を受け取ることができます。

入院費用の補填や、入院で会社を求職している間の収入減の補填にも活用出来ますね。

以前の記事に医療保険の給付金額の考え方も書いていますので参考にしてみてください☆

 

就業不能保険

このケースで就業不能保険を挙げた理由は、ご主人様の仕事が「外回りが多い」「車での移動が多い」ところからです。

一般的なオフィスワークの方よりも交通事故などに遭う可能性が高く、怪我での入院や在宅療養のリスクも高くなるといえるからです。更に危険度が増すのは現場仕事の方などですね。

幸い命に別状が無かったとしても、働くことが出来ない期間が長く続いてしまった時のための生活保障があればより良い…ということでリストアップしてみました。

※優先順位としては定期保険>医療保険>就業不能保険なので、保険料の予算内に収められたら検討してみてはいかがでしょうか。

 

検討する保険の方向性が決まったら

ここまでで、この夫婦がどんな保険に検討すれば『不安解消』が出来るか、おわかりいただけたかと思います。

方向性が決まり、実際加入する段階まで来たら…必ず複数比較を行ってください。

何故なら、同じ形の保険であっても、保険会社によって保険料や、受け取れる条件などが違いますので、納得のいく保険を選んだ方が間違いありません。

 

退職への事前準備】会社はこうやって辞める!

 

引継ぎイメージ

「会社を辞める!」と決意してから、実際に退職するまでの「大まかな流れ」はこちら。

 

会社(直属の上司)に退職の意思を伝える
会社とのすり合わせを行い「退職日」を明確に決める
転職活動の準備を始める(転職サイト・エージェント登録)
業務の引継ぎ、担当顧客・お世話になった方への挨拶など
会社への返却物・会社から受け取るものの最終確認
健康保険・年金切り替え、税金など必要な手続きを確認
(在職中に転職先が見つからなかったら)社会保障の確認


①~⑦までを順番にやっていくと、会社の人にもあまり迷惑をかけず損も少なく会社を辞められるます。
流れがわかったら、次はどのタイミングで行えば良いかを確認していきましょう。

あらかじめ『退職する予定日』を自分の中で明確にしておき、そこから逆算して動いていくと失敗がぐっと減っていきます。


『【完全消化も夢じゃない!】損せず退職するポイントは『就業規則』と『有給休暇の残日数』』

退職に向けたスケジュール
退職日
1~2か月前
退職の意思を会社に伝える
まずは直属の上司にはっきり伝えます。

『退職日』は上司と相談の上、ここで確定。

退職1~2か月前にする理由は、業務引継ぎや残務処理、挨拶などにある程度の期間が必要だから。

円満に退職するためには、会社の繁忙期を避けて伝えることも大切ですが、自分の状況と相談してもOK。

この時点で「転職サイト・エージェント」に登録したり「引継ぎ資料」の準備をしておきましょう。
退職日
1か月~前
退職に向けて動く(業務引継ぎなど)
業務引継ぎを行いながら、自分の残務をできる限り片付けていきます。

この時点で担当していた顧客やお世話になった社員に退職の報告と挨拶をし始めておくと良いでしょう。


退職日
一週間~前
退職のための最終確認(返却物・必要な書類など)
退職当日になって慌てることのないように。

『自分が会社に返すべきもの』と『会社に返してもらうもの・発行してもらうもの』をこのタイミングで確認しましょう。

この時点で「転職先が決まっていない」or「転職活動を初めていない」場合は…

『無職に向けた社会保障』について確認しておくとより安心。


退職日
当日
身の回りを整理し、退職
後に使う人のためにデスク周り・ロッカーの整理、清掃。

会社に返却するものを忘れずに!

上司、同僚に挨拶をしっかり行って会社を去ります。
退職日翌日
~約14日以内
退職後の手続き(必要な人のみ)
この時点で「転職先が決まっていない」or「転職活動を始めていない」人は手続きが必要。

『健康保険』と『年金』の切り替え手続きを行います。

退職の意思を伝えてから、実際に退職するまで…おおよそ1~2か月はかかるとみておきましょう。


会社になるべく迷惑をかけず
自分もなるべく損をせず
この2点をかなえた上で退職するためには、計画的にスケジュールを組んで行う必要が。

大切なのは『退職前の事前準備』!


事前準備の方法

退職時 会社に返却するもの
会社の身分証明書(社員証・カードキー・タイムカードなど)
書籍、参考資料、事務用品などの備品(社費で購入したもの)
健康保険被保険者証(保険証)
業務に関わる書類、データ
通勤定期券
名刺、制服
会社から支給されたものや、社費で買ったものは退職時に必ず返却します。


会社で使っているものでも、自分のお金で買ったものは返さなくても大丈夫です。

退職時 会社から返してもらうもの・発行してもらうもの
退職証明書
年金手帳(会社に預けていた場合)
雇用保険被保険者証(会社に預けていた場合)
退職証明書(健康保険の手続きなどに必要)
離職票(退職後10日以内に会社から発行してもらう)
特に『離職票』『雇用保険被保険者証』は退職後の手続きに必ず必要になります!

退職する前に必ず確認するようにしましょう。

 

【退職への事前準備】

『会社を辞める前に…』考えるべきポイント・事前準備はこの5つ。

就業規則・有給休暇の残日数の確認
公的手続きの確認(無職向けの保障)
引継ぎ資料を作成(どんな人でも必要)
退職後に必要な書類発行の声かけ(離職票など)
転職サイト・転職エージェントに同時登録
どれも退職前にしっかりやれていると後で気持ちが楽になるものばかり。

上から順番でもランダムでやってもOKです。

 

就業規則』『有給休暇の残日数』の確認

有給と退職日を確認するイメージ
退職する時は、有給の残りを全て使い切った上でしっかりと辞められるように!

その為にチェックするポイントはこの2点。

就業規則
有給休暇の残日数
就業規則』と『有給休暇の残日数』を確認することでわかるのはこちら。

●「退職日」と「最終出勤日」の目安

確認の方法など詳細は以下の記事に詳しくまとめています。

『退職前に!『就業規則』と『有給休暇の残日数』を確認すべき理由とは【有給休暇完全消化!】』


有給を完全に消化して損なく、会社の規則も破らず退職するために
就業規則』『有給休暇の残日数』チェックはしっかり!
『引継ぎ資料』を作成【多かれ少なかれ必要】

引継ぎ資料
退職前最後の仕事ともいわれているのが『残された社員への業務引継ぎ』

どんな状況であっても、多少の引継ぎは必ず必要。

その時に用意するのが「業務引継ぎ書」などの引継ぎ資料です。

「あなたにしかできない・わからない仕事」を放置したままで退職すると…こんな危険性が。

辞めた後も会社から『残した仕事のこと』で頻繁に連絡が来る!
一緒に働いた仲間に対して後ろめたい気持ちが残ってしまう…

100%後腐れなく会社を辞めるために、事情がない限り必ず引継ぎ資料を用意しましょう。
引継ぎの準備をしっかり行うか行わないかで、退職後のスッキリ感が変わってきます。

「会社を辞める!」と決意したら、引継ぎの準備を始めましょう。

転職で失敗する人の特徴2つ

 

 

転職をしてもなかなかうまくいかない人が一定数いるのは、たしかです。多くの転職活動者のサポートをてきた経験から、うまくいかない人の特徴を解説します。

 

 

① 自分の人生の軸がない人 

 

「自分の人生の軸がない」といったら大そうなことに聞こえますが、自分が何をしている時が楽しくて、そうでないのかという「自分」を知ることは非常に重要です。

 

ちなみに私の人生の軸は、「情報の透明性を高める」ことです。情報にヒエラルキーがなく、差別がない状態ということです。開かれた状態です。

 

たとえば北朝鮮。圧倒的に情報をもっているのは、国家のトップのみ。TwitterFacebookYouTubeなどには、もちろんアクセスすることができません。正しい情報すら得られないのです。

 

そうなると国民は、疑心暗鬼になり、自分で考えることをやめます。結果的にイノベーションが生まれません。国・世界がよくならないということです。

 

私の軸は、「情報の透明性を高める」ことです。そのため、自分のサイトを利用して発信しているのです。

 

このように、自分の軸を改めて考えることにより、次に転職すべき場所がみつかってきます。

 

 
【これが答えです!】自分が何をしたらいいか分からない

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② 「成長」だけを軸にする人

 

若い時には、自分の成長だけに目を向けて転職を考える方は少なくないと思います。ある一定の期間で、成長を求めることはよいことですが、「成長」というのは個人に向けられています。

 

自分ができないことを、できるようになろう。
もっとスキルを成長させたい。
 

この成長という概念を超えた後に待っているのは、矢印が自分ではなく、「外」に向くことです。

誰かのため
お客さんのため
日本のため
世界のため
このようになったときに、自分の仕事が楽しくなり転職が成功に結びついてくるでしょう。

 

 
やりたいことの見つけ方5つと、見つからない原因3つ!【簡単ではありません】

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「転職」に向かない人

 

研究によると、過去にジョブホッパー(職を転々とする人)している人と、次の会社ですぐ辞めるかどうかの関連性は実はありません。

 

自分の身の回りにあるものを、小さな工夫によって生活をよく変えていくかどうかをできる人は、仕事が長く続く傾向があるようです。現状を変える癖をもっているかどうか。

 

例えば、デフォルトで携帯に入っているアプリではなくて、自分で調べてこれがよい!というものを入れている方。こういった小さなことです。

 

何の仕事をしても、必ずどこかで飽きや、モチベーション低下があります。そんなときに、少しの工夫で改善できるかどうかが重要です。それができない人は、転職に向かず、今の会社で働き続けた方がいいかもしれません。

 

 

市場価値を上げる転職

 

あなたの市場価値が高まり、どこにいっても活躍できる人材になるには、

 

「答えがないところに、答えを作ることができる」人材です。

 

例えば、日本で全く流行っていないサービスを立ち上げ・拡大させられることなどです。

 

そして、そのチャンスがある会社・ポジションで働くことは何よりも市場価値があがります。

 

・これから伸びる業界 ・スタンダードがない仕事

 

上記がおすすめです。ただ市場価値を上げることだけが目的ではなく、あなたが本当にその仕事が楽しくて、やっていることが心から意義を感じられるということが最も重要なのです。

 

 


転職するタイミング

 

転職するタイミングは、いつがいいでしょう?という質問を受けることが多いです。

 

「そう思ったらすぐに転職活動しましょう」

 

これが私の答えです。 結局、人は動いて次にいってみないとわからないのです。

 

頭で考えて、わかることではありません。

コロナ破綻が渦を巻く、転職活動は未経験だと厳しいかもしれない理由

 


コロナ破綻が増加の一歩をたどっています。
京商工のリサーチでコロナ関連の破綻は2021年4月が過去最多の154件、これまでの破綻は1448件とされています。
決め手になったのは、3度目の緊急事態宣言が多い理由であったといいます。

コロナ関連の破綻でもっとも深刻な被害が出ているのが、飲食業です。
調べによると、負債1,000万円以上の経営破綻は 飲食業が「251件」と最多になります

コロナ破綻は航空業界も

このほかにもコロナで深刻な被害を受けたのが感染拡大防止のため各国が入国規制を実施している航空会社です。
日本では格安航空会社(LCC)が破産、ANAホールディングスと日本航空の大手2社は巨額赤字を見込んでいます。
筆者は現在、派遣で生計を立てているのですが、その中にも元航空関係で働いていた方がいました。
なんでも正社員として雇われていたのですがコロナ禍で事実上の解雇をいい渡られたといいます。

コロナ禍での転職を考えるとどうするべき?

結論からいうと、どの企業も共通していえるのは未経験の転職を希望する場合は、資格などを取得してスキルアップをしてから望まないと厳しいということです。
そして情報サービス、自動車などの業種は経験やスキルがある場合は転職トレンドにあるため待遇良く転職できる可能性もあります。

このコロナ禍で転職を考える人は多くなっていると言われています。
理由はコロナ禍でダメージを受けた企業に在職している場合、事業悪化や倒産が考えられるからです。
その中でも転職トレンドは「情報サービス」、「自動車」、「鉄鋼」「金属製品」などと言われています。
そして、もう一つの特徴として「未経験」採用は抑制されていることがどの企業も共通だということです。
なので、未経験、異業種への転職は一度検討するか、休業中に資格などでスキルを身につけることが転職へのステップなのかもしれません。

納得感がある転職理由とは【3つの手順で考えると簡単です】

 

納得感がある転職理由のステップ3

1. 本音の転職理由を箇条書きでまとめましょう

 

例えば私が1社目→2社目に転職したときには、以下です。

キャリアアップの機会を求める 現職では、女性の昇進機会が限られており、自分のキャリアアップに制約を感じる。
給与面での不安 現職の上位ポジションの給与水準が低く、将来の生活設計に不安を感じる。
新しいチャレンジを求める 3年間同じ仕事を経験し、新たな刺激や成長の機会を求める気持ちが強くなった。
異業種への興味 別の業界で働くことにより、新たな知識やスキルを身につけることに魅力を感じる。
職種変更を希望 現職とは異なる職種で働くことで、自分の持つポテンシャルをさらに引き出したい。
とにかく思いつくことを書いてみました。

 

2. 転職理由の転換

 

転職理由を伝えるときは、ネガティブはNGだと多くの記事・人はいいます。結局、伝え方の問題なのです。愚痴やネガティブな印象を与える言葉は避け、自分の望む未来や目標を具体的に伝えることで、相手に理解しやすく、協力的な雰囲気を作ることができます。

 

例えば、以下のように表現できます。

現状の不満
課長で女性が一人しかいない。部長以上は全て男性。この会社では出世できないと感じる。
課長の給与が低い。将来に不安を感じる。
→転職理由: より公平な評価制度やキャリアアップの機会がある企業で働きたい。

長期間同じ仕事に飽きた
3年間同じ仕事をして飽きてきた。
別の業界に転職したい。
職種も同時に変えたい。
→転職理由:新しい業界や職種で、自分のスキルを活かしながら、新たなチャレンジを行いたい。

 

このように、ネガティブな表現からポジティブな伝え方に変えることで、転職理由を効果的に伝えることができます。具体的で説得力のある表現を用いることで、読者にとっても理解しやすい内容となります。

 

3. 転職理由ストーリーをつくりましょう

 

 

ここまできたら、もうできたものです。ただ最後の作業がもっとも重要です。

変換した転職理由に、ストーリーを加えましょう。「なぜそう思ったのか」「そう思った体験・経験」ということです。

 

私の場合は、以下のように作りました。

「私は3年間、〇〇社で営業の仕事に従事してきました。そこで素晴らしい上司や同僚に恵まれ、毎日楽しく仕事に励んでいました。しかし、営業活動を通じて、お客様が抱える様々な悩みに直面することがありました。特に人材不足や定着の問題について、多くのお客様が苦労していることに気づきました。

そんな中、お客様とのやりとりの中で、人材面の悩みを解決するアドバイスを行う機会が増えました。お客様から感謝の言葉をいただく度に、自分のスキルや知識が役立っていることを実感し、人材業界への興味がますます強まりました。

そこで、私は現職を継続しながら、人材の定着や採用に関する知識を学んでいくことを決意しました。今回の転職を通じて、人材業界で活躍し、お客様の悩みを解決する仕事に取り組みたいと考えています。」

 

後半の部分は、志望動機を匂わせています。このあとに、志望動機を聞かれた時に、相手に納得感をもってもらうためです。

 

 
【転職活動】必ず聞かれる質問集まとめ15選【これだけ練習すれば完璧です】

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納得感がある転職理由の伝え方

 

せっかく考えた転職理由でも、伝え方によって相手への受けとられ方が全く異なります。

以下の3点は、伝える際に、非常に重要になります。

 

うそを言わないこと。 誠実さは、どのような職種や業界でも重要視される要素です。転職理由も同様に、真実を伝えることが大切です。嘘や捏造はすぐにバレることが多く、信用を失う原因になります。
具体的な行動や経験を伝えること。 転職理由を伝える際に、自分がどのような行動や経験を通じてその考えに至ったのかを具体的に示すことが重要です。例えば、現職で人材に関わる業務に取り組んでいることや、独学でスキルを学んでいることなど、自分の意欲や行動力をアピールしましょう。
真摯に情熱を持って伝えること。 転職理由を伝える際、相手に自分の情熱や意欲を感じさせることが大切です。自分の考えを率直に、熱意を持って伝えることで、面接官に印象づけることができます。
 

なんとなく嫌で転職活動をはじめているという方も少なくないかもしれません。ただ面接のために、しっかりと自分自身の志向を棚卸し、自分と見つめ合う時間を持つことは、とても重要になってくるでしょう。

転職のメリットとデメリット:知っておくべきポイント

転職を考えるきっかけ

 

転職を考えるきっかけは人それぞれですが、多くの場合、現在の職場環境やキャリアの方向性に不満を感じることがきっかけとなります。例えば、スキルの向上やキャリアチェンジを望んでいるが、現職ではその機会が得られない場合、転職を検討することが一つの選択肢になります。また、給与や労働条件、人間関係に問題があり、働きやすい環境を求める場合も転職を考える動機となります。さらに、自分の価値観やライフスタイルが変わり、それに合った仕事を見つけたいと考える人もいます。どのようなきっかけであれ、転職を検討する際には、自分の求める条件や目標を明確にし、成功に向けた準備を整えることが重要です。本記事では、転職のメリットとデメリットについて詳しく解説し、あなたが転職を決断する際の参考になる情報を提供します。

 

転職のメリット

転職のメリットについて解説していきます。まず、スキルアップ・キャリアアップのチャンスが挙げられます。新しい職場では、異なる業務やプロジェクトに携わることができ、これまで身につけていなかったスキルを習得することができます。また、キャリアアップの機会も増えるため、自分の能力を最大限に発揮できる環境を手に入れることができるでしょう。

次に、より高い給与や福利厚生の可能性があります。転職をすることで、自分のスキルや経験を正当に評価してもらえる企業に出会えることがあります。その結果、現在よりも待遇が良い環境で働くことができることが期待できます。

また、新しい環境での人間関係構築が挙げられます。転職を機に、新たな人脈や友人ができることも大きな魅力です。異なるバックグラウンドや考え方を持つ人たちと出会い、自分自身の視野を広げることができます。

さらに、自己成長や新しい挑戦も転職のメリットの一つです。新しい職場では、自分が挑戦したことのない業務やプロジェクトが待っていることがあります。これをきっかけに、自分自身の成長や進化を感じることができるでしょう。

最後に、ワークライフバランスの向上が期待できます。転職を通じて、自分にとって働きやすい環境や企業文化を見つけることができます。仕事とプライベートのバランスが整うことで、ストレスを軽減し、より充実した人生を送ることができるでしょう。

これらの転職のメリットを理解した上で、自分にとって最適な転職先を見つけることが重要です。転職を成功させるためには、自分の目標や条件を明確にし、情報収集を怠らず、準備を整えておくことが求められます。

 

転職のデメリット

 

転職のデメリットについて解説していきます。まず、人間関係のストレスが挙げられます。新しい職場では、新たな人間関係を築かなければならず、それがストレスとなることがあります。特に、以前の職場での人間関係が良好だった場合、新しい環境での人間関係構築が難しいと感じることがあるでしょう。

次に、仕事の不安定性が考えられます。転職後、新しい職場での業務に適応できず、退職を余儀なくされることがあります。その場合、転職を繰り返すことで、職歴が不安定になるリスクがあります。

また、転職活動自体の負担がデメリットとして挙げられます。求人情報の収集や面接の準備、履歴書の作成など、転職活動は時間と労力を要します。特に、現職を続けながら転職活動を行う場合、両立が難しくなることがあります。

さらに、企業文化への適応が挑戦となります。新しい職場では、慣れ親しんだ企業文化とは異なる文化に適応しなければならず、これがストレスになることがあります。適応できなければ、転職後の働きづらさや不満が生じることがあるでしょう。

最後に、経歴の不連続性がデメリットとして考えられます。転職を繰り返すことで、職歴が断続的になり、企業側からの信頼を得にくくなることがあります。これが、将来的なキャリアアップの妨げとなる可能性があります。

これらのデメリットを考慮し、転職を慎重に検討することが重要です。自分にとって最適な職場を見つけるためには、メリットとデメリットを比較し、自分の価値観や目標と照らし合わせることが求められます。

 


転職を成功させるためのポイント

転職を成功させるためのポイントについて解説していきます。まず、自己分析が重要です。自分の強みや目標を理解し、それに合った転職先を見つけることが成功への鍵となります。自分のスキルや経験を客観的に評価し、どのような職種や業界で活躍できるかを明確にすることが大切です。

次に、転職市場のリサーチが挙げられます。求人情報や業界動向を把握し、自分に適した企業やポジションを見つけることが重要です。転職サイトや人材紹介会社を利用することで、市場動向や非公開求人情報を入手することができます。

また、ネットワーク活用と情報収集が大切です。友人や知人、同業者からの情報や紹介が、転職活動において有益な情報源となります。SNSや業界イベントを活用して人脈を広げ、情報収集の幅を広げましょう。

 

最後に、適切なタイミングでのアプローチが重要です。転職活動はタイミングが大きく影響します。企業の求人ニーズや自分の状況を考慮し、最適なタイミングでアプローチを行いましょう。また、面接日程や退職のタイミングも慎重に計画することが求められます。

 

これらのポイントを押さえ、転職活動を進めることで、成功への道が開けるでしょう。自分の価値観や目標に合った転職先を見つけ、充実したキャリアを築くことができるよう、努力と準備を怠らないようにしましょう。